August 24, 2017

クーラーシステム クラシックレンジローバー

夏になると修理依頼やフルコンバート(R12ガスtoR134)の作業が増えてきます。

そう'93年まではフロンガス使用になっているので、いまどきのシステムに変更するわけです。

コンバートに関しては過去に何回もご紹介しているので割愛します。

基本的には旧システムのエアコンはコンバートをお勧めしております。

コンバートしてない車輌は、旧ガス仕様なので、代替フロンガスを入れることになります。

コンプレッサーは12も134も同じものだか、オイルしかり、Oリングしかりとあるので、

気をつけてください。

バルブは134でないとガスを入れてもらえないとこごが多いかなと思います。


実はクラシックのクライメイトコントロールは、ちょっとわかりづらいですね。

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基本的には冷房(クーラー)はこのセッティングですね。

冷房はウッドからの5箇所からしか冷風は出ませんのであしからず。
 (※ただし加工によって足元方面に冷気を逃がすことは物理的に可能ですが、その分
   ダクトからのエアは減ります)
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エバポレーターが助手席側にあるので、右ハンドルであれば左から冷たい空気が流れます。

左側が川上で、右にいくつれて川下となります。

私は助手席側のエアダクト(左から2個目までは)閉じてます、その方がセンター2個から

ちめたい冷気がいい感じででてきます。

ちなみにブロアモーターは0/1(弱)/2(中)/3(強)とありますが、この時期暑くても

通常使うのは1か2ですね、3だと冷え過ぎます(凍えます)

いまどきのクルマでないので、AUTOなるスイッチはないので、

マニュアルと外部空気導入で快適さを調整しましょう。


ブロアファンが問題ないと仮定しますが、この風量 実は中の構造上の問題により

多少個体差もあるのかもしれません。(おそらく新車から非分解でここまできている個体はないかと思うので)


見てお分かりのとおり、さほど密閉率は高くありません。


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一番奥のエアダクト(プラスチック樹脂)を風が流れてきます。

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ちなみにこの配線はドアミラーの配線。

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右ハンドルでいうと一番右ドア側にあるダクトが弱いのは、ステアリングをホースでぐるっと回って

エアが最後右端のダクトから申し訳ない程度の風量が出ます。

どう考えても、構造上センターのダクトでほとんどのエアが出るので、一番奥のしかも

ステアリングを回避するので、遠回りして届くエアなので、最後はわずかなものになります。



たまにオーナーより、足元が熱いとか言われたりしますが、

おそらくこれは、足元に冷気が出ない構造によるものだとは思いますが、

熱さの原因の熱気はエンジンかマフラー(キャタ)だと思うので、その部分と室内の遮熱に問題があるか、

熱風が要りこむ余地があるのかな、

ちなみに私のクラシックは足元は上部ダクトからの、冷気漏れがあるのかわからないが(笑)

まったく熱くはありません、むしろ若干涼しいかな。


ブロアからのエアダクトに穴などを故意にあけるか、小さなホースで足元に冷気を出すことも

物理的には不可能ではないので、足元が熱いというオーナーは、

まずはフロアの遮熱対策をして、それでも熱ければ上記の加工を行えば解決するんだと思ってください。

自分の好きなようにクルマがいじれるのは楽しいのものです。




最後にちなみによく効かれる、クライメイトコントロール左右のレバーについて説明しておきます。

いずれも効果があるのはヒーター利用のときだと思ってもらっていいかなと思います。


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  レバーを上まで上げると外気または循環した空気量がフェイシア上部の

  ベンチレーションから吹き出します。
  
  レバーを下げれば風量は減っていき、一番下でエアは出なくなります。

  冷房の場合は真ん中か一番下です。

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右側の上下レバーは、上下の風量バランスレバー

  上だとウインドウ側(ダッシュボード)、下だと足元側が強くなる。


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ちなみに、今回レジスターが壊れてしまい、1(弱)が利かなくなってしまいました。

ブロア2と3で凌いでいましたが、交換前にだめもとでレジスターに、

接点復活剤を吹きかけたら、見事に復活を果たしました。

クルマって本当に愛おしくなっていきますね。